紫色

その昔、歴史の授業で「冠位十二階」という制度について習いました。

これは、身分を制度化した物で来ている物の色を分ける事でその身分を明らかにする制度なのですが、一番下が、黒から始まり、白、黄、赤、青、紫と最高位は、紫色となりました。

img_2844.jpg

紫という色はとても難しい色で、すごくいい色なのですが、使い方を間違えるととても変な装いとなります。

妙齢なご婦人方が髪の毛を紫色に染めるのもどこかで紫色の持つ「イメージ」が高貴と感じているからだと思います。

紫色というと北海道の富良野にある「ラベンダー畑」が有名です。

私も、紫色の花というとやっぱり「ラベンダー」を思い浮かべます。

日本の花と言えば「さくら」、やっぱりあのピンク色が印象的ですが、私は、紫色が大好きです。

アメリカに居る時、「ジャガランダ」という木が初夏をむかえると一斉に紫色に色づきます。

北海道は、草原一面が紫になるのですが、アメリカでは、桜の花の様に木々が一斉に紫色に染まり、とても幻想的な光景になります。

ついつい、紫色の花を見るとあの「ジャガランダ」の紫色を思い出します。

Filed under: 雑談 — 11:21:00